英検2級を中学生で合格するには?6か月間の勉強記録

思春期の学び

お母さん
お母さん

中学生でも英検2級に合格できるのかな?

むすめ
むすめ

2級って難しそう。私には無理じゃない?

そんなふうに思った事はありませんか?
私と娘も同じように考えていました。

でも、時間に余裕がある今だからこそと思いチャレンジしてみました!

その結果、約6か月間の勉強で中学2年生の7月、英検2級に一発合格することができました!

娘は日本育ちの純日本人で、帰国子女でもなく、英語塾にも通っていません。

そんな娘が、単語帳・問題集・オンライン英会話というシンプルな組み合わせで、英検2級に合格しました。

結論、中学生でも英検2級合格は十分に可能です! 

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英検2級について

英検2級は「高校卒業レベルの英語力」と言われています。

中学生にとっては難しく見えますが、まずはどんな試験なのかを知ることが合格の第一歩です。

ここでは、準2級 → 準2級プラス → 2級 の違いを、簡単にまとめました。

英検準2級(高校初級レベル)

  • 学校生活・家庭・趣味など、身近な話題が中心
  • 短い文章を読んで内容をつかめる
  • 日常的な内容なら、シンプルな英文を書ける
  • 自分の考えを短い文で伝えられる

英検準2級プラス(準2級と2級の間)

  • 環境・地域など 身近な社会的話題にも対応
  • 理由をつけて 自分の意見を説明する力 が必要
  • 読み書きの量が増え、発信力が求められる

英検2級(高校卒業レベル)

  • 社会的なテーマ(教育・環境・テクノロジー)が中心
  • 英文を読み、意見をまとめる力が必要
  • 語彙が一気に増え、準2級から約1500語アップ

正しい文法を使って論理的に伝える力が鍵となります。

英検2級は難しく感じる部分もありますが、ポイントを押さえた学習をすれば、中学生でも十分到達できるレベルです。

中2で英検2級に合格するまでのスケジュール

英検2級の特徴がわかると、「どれくらいの期間勉強が必要なの?」と気になりませんか?

ここでは、中2の娘が実際にどんなスケジュールで進めたのかをお伝えします。

娘の英検ステップ

娘の場合、小5の夏ごろから英検5級の勉強を始め、その年の秋に5級を合格をしました。その後も順に級を上げ、中1の夏ごろに英検準2級に合格。そのときの成績は以下のとおりです。

  • スコア:600満点中482点(正答率80%)
  • CSEレベル:A2
  • 英検バンド:GP2+3

比較的余裕を持って準2級を合格しました。

※英検の詳しいスコア換算については公式サイトを参考にしてくださいね
https://www.eiken.or.jp/cse/

英検準2級を合格後、5か月経った頃から2級の勉強をスタートし、約半年の学習を経て、中2の7月に2級に合格しました。

英検の進み方や学習ペースは、お子さんの学習歴・基礎力によって大きく異なると思います。これから紹介する具体的なスケジュールは、「このレベルなら、こんなふうに進められるよ」という一例として読んでいただけると嬉しいです。

英検2級合格までの勉強スケジュール

準2級に合格したあと、英検2級に取り組んだ具体的なスケジュールはこちらです。

  • 12月末:勉強スタート
     毎日単語帳を5〜6ページ。一次試験までに2.5周、二次までに3周。
  • 同時期:総合問題集英検
     2級の全体像を知る。部活や習い事で忙しい日はお休みし、できる日だけ進める。
  • 2か月目:ライティング対策開始
     対策本をできるだけ毎日進め、基礎から出題のパターンまでしっかり学ぶ。
  • 4か月目:予想問題集で本番の練習
     実際のテストと同じ時間を計って問題に取り組み、間違えた箇所を重点的に復習。
  • オンライン英会話:ほぼ毎日 
     文法や意見をべる練習ができ、2級の学習と相性がよい。

こうして毎日2時間ほど英検の勉強に取り組み、半年ほどかけて合格ラインまで仕上げました。

単語 → 総合問題集 → ライティング強化 → 予想問題で仕上げ
という流れで、合格に必要な力がついていきました!

中学生の英検2級勉強法

ここでは、先ほどご紹介したスケジュールの内容を詳しくまとめました。お子さんに合いそうな方法があれば、ぜひ取り入れてみてください。

英検2級の単語を覚える

新しい級の勉強を始める時はいつも単語帳からスタートします。

未習得の文法をカバーする為、より多くの単語を覚えることから始めます。

1冊の単語帳を毎日5~6ページずつ進め、一次試験前に2周、二次試験前までに3周終わらせました。

頻出単語は、見てすぐ意味がわかるように、下記のように練習しました。

具体的な単語学習の流れ

  • 前日の復習をして意味を確認
  • 新しいページの音声を聞く
  • 例文を読んでイメージをつかむ
  • 音声だけで意味を言えるかチェック
  • 最後に、覚えにくい単語を紙に書いて定着させる

覚えにくい単語は「書く」「声に出す」など色々試した結果、娘には書いて覚えるスタイルが合っていたようです。暗記方法はその子のタイプで変わるので、ここは試行錯誤しながらでOKだと思います。

英検2級総合対策問題集

単語帳から少し遅れて、英検2級を総合的に学べる問題集に取り組み始めました。

「わからないをわかるにかえる英検2級」(文理編集部)を使用したのですが、文法・長文・リスニング・ライティング・面接までが一通り学べるので、英検2級の全体像をつかむのにぴったりな教材です。

高校レベルの文法は難しく感じましたが、完璧に理解するより、まず全体をざっと進めることを意識していました。

ライティング練習

英検3級・準2級と順調に進んできた娘ですが、英検2級のライティングには強い苦手意識がありました。

環境問題やテクノロジーなど、日本語でも意見をまとめにくいテーマが多く、急にレベルが上がったと感じました。

ここからは、娘がどのようにライティングを克服し、得点源に変えていったかをお伝えします。

英検2級ライティングでつまずきやすい理由

英検2級のライティングが難しく感じるポイントは、次の3つです。

  • テーマが難しく意見がまとまらない
  • 語彙・文法力の不足
  • どんな構成で書けば良いかわからない

言いたいことはあっても、単語や文法の知識がなくて書けませんでした。

英検2級ライティング問題の構成について

2級のライティングは、次の2問で構成されています。

  • 要約問題(英文の内容をまとめる)→書き方を覚えれば安定して得点できる
  • 意見記述(賛成/反対+理由2つ)→ よく出るテーマを練習し、「型」を身につければ得点が狙える

出題数が少ないため、対策した部分が点数に直結しやすい=伸ばしやすい科目といえます。

実際の学習ステップ

総合問題集でライティングが苦手と気づき、専用の問題集に取り組むことにしました。

はじめに、2級ライティングの特徴や攻略法がわかりやすく説明されており、まずはそこをしっかり読み込みました。

そして、練習問題のページは下記のような流れで行いました。

  • 練習問題をやる。
  • 自分の英文をChatGPTに添削依頼する。
  • 間違いを直す。
  • 模範解答を確認する。
  • 必要な表現を覚える。

毎日この流れで学習を続けると、少しずつ書けるようになっていきました!

親が添削するのをやめてChatGPTに切り替えた理由

ライティングは正解がひとつではないため、中学生が自分だけで採点するのは意外と難しいものです。

最初は私が添削していましたが、娘の機嫌や気分によっては、お互いに穏やかに進められない日もありました。

そこで途中からは、思い切って ChatGPT に添削を任せることにしました。

「英検2級ライティングの問題と解答です。採点と、中学1〜2年生にも分かる解説をお願いします。」

という指示文と問題、娘が書いた英文の写真を送ると、採点とアドバイスが数秒で表示されます。

その結果、娘はひとりで添削作業から間違い直しまでできるようになり、親子の間でピリピリすることも減りました。

親が子どもの勉強を細かく指導しようとすると、子どもは甘えが出たり、親は期待が入りすぎたりして、うまくいかないことが多いものです。思春期のお子さんだと、なおさらスムーズにいかないこともあります。

だからこそ、AIに頼るのもひとつの有効な方法だと思っています。

最近のChatGPT には「学習モード」という、答えをただ教えるのではなく、理解へ導くように説明してくれる機能もあります。ぜひ活用してみてくださいね。

ちなみに、英検2級の二次試験(面接)対策でも、同じように ChatGPT を使いました!

親がどこまで勉強に関わるべきか悩む方は、こちらの記事にも詳しくまとめています。

ライティング対策のまとめ

最初はテーマの難しさや表現力不足などで苦手意識が強かった娘ですが、「練習→添削→復習 」という流れを繰り返すことで、少しずつ書けるようになっていきました。

試験前には安定して高得点が取れるようになり、苦手だったライティングが、むしろ得点源になるほどに成長!

このように、ライティングは勉強した分だけ力になり、コツを押さえて練習を繰り返せば、誰でも伸ばせる分野と言えます。

予想問題

2級の勉強を開始して4か月ほど経った頃、予想問題集を購入しました。

今回の受験は英検の改訂タイミングだったので、改訂対応済みの予想問題集を選びました。

本番と同じ時間を計って問題に取り組むため、演習は週末が中心。解いたあとは、間違えた問題を丁寧に復習していました。

ポイントは、試験当日と同じように時間を計って通しで解くことです。問題量に慣れ、時間配分の感覚をつかむことが、後半の勉強でとても重要になります。

ネイティブキャンプ

娘は小学5年生の頃からオンライン英会話、ネイティブキャンプを続けています。

英検2級対策をしていた時は、中学~高校初級レベルの文法が学べるレッスンを主に受講していました。

英検に役立つと感じたレッスンの特徴

  • 英文の音読
  • 内容理解のQ&A
  • 空所補充問題

Q&Aで意見を問われる問題は、2級のライティング・二次試験に直結して役立ったと感じています!

ネイティブキャンプについてもっと詳しく知りたい方は、こちらのレビュー記事で詳しく紹介しています。

英検2級合格におすすめの教材

では、先ほど紹介した勉強法の中で実際に使って良かった教材を詳しく紹介します。教材選びはお子さんの英検対策の負担を大きく左右するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

でる順パス単(2級) 

ネット上のレビューも高評価の定番単語帳が、「英検2級でる順パス単」(旺文社英検書)。

頻出単語がA〜Cに分類されていて、優先順位をつけて効率よく覚えられるのが最大の魅力です。

実際に使用した感想

  • 例文が読みやすく、記憶に残りやすい
  • セクションごとのミニテストで、理解度を確認できる
  • 英検方式のテストページがあり、勉強初期段階から本番をイメージできる

セクションごとにミニテストがあって使いやすかったです!

わからないをわかるにかえる英検2級

単語と並行して購入したのが、「わからないをわかるにかえる英検2級」(文理編集部)です。

カラー刷りで解説がとても丁寧なので、中学生でも一人で進めやすい総合対策本です。

実際に使用した感想

  • 文法解説がやさしく、要点がまとめられていて理解しやすい
  • 長文・リスニングの解説も簡潔で、学習の見通しが立てやすい
  • 模擬試験1回分つきで、1,595円(税込)はかなりコスパ◎

「まずは英検2級の全体像を知りたい」という中学生に特におすすめです。

英検2級 ライティング大特訓

ライティングで使用したのが、「英検2級 ライティング大特訓」(アスク出版)。

書き方の型や文法の注意点、練習問題までしっかり網羅されています。

【実際に使用した感想】

  • 文法・語法のミスをどう防ぐかが丁寧に解説されている
  • ロジカルシンキング(論理的思考)について学べる。
  • 過去問分析をもとにした実践問題が豊富

初めは苦手意識があったけど、この本のおかげて、最終的には4技能の中でライティングが1番高得点になりました!

7日間完成 英検2級 予想問題ドリル

試験形式の改定に合わせて購入したのが、旺文社の「7日間完成 英検2級 予想問題ドリル」(欧文社英検書)。

筆記4回分、面接2回分の予想問題に取り組むことができます。

【実際に使って良かった点】

  • 改定後の形式に対応していて安心して取り組めた
  • 時間を測って解くことで、本番のペース配分の練習ができた
  • 単熟語・重要表現・文法など、要点がコンパクトにまとまっている

問題ばかりではなく、要点を復習できる点も良かったです!

準2級までは、同じ旺文社の過去問題集を使っていました。今回の2級はちょうど問題形式の改定タイミングだったため予想問題集を選びました。過去問題集では、6回分の過去問題に取り組めるので、問題形式が同じであれば、より多くの問題演習ができて、こちらもおすすめです。

ネイティブキャンプ

ネイティブキャンプは、24時間いつでもレッスンが受けられるオンライン英会話サービスです。英検2級に必要なスピーキング力や意見を述べる練習にも強いのが魅力。

【おすすめポイント】

  • 1日に何回でもレッスンが受けられるので、忙しい中学生にも合う
  • 文法も高校初級レベルまでカバー
  • 英検2級と似たレッスン形式(音読→Q&A→意見)
  • 外国人講師と本番に近い実践練習ができる

娘は5級の頃から続けていますが、2級対策で特に力になったのが、意見を述べる練習が頻繁にあるという点でした。

レッスンを続けるうちに、意見を言う力が自然とついてきました!本番の二次試験でも落ち着いて答えられました。

\英検2級対策にオンライン英会話を取り入れたい方はこちら/

中学生が英検2級を取るメリット

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。でも正直、「やっぱり2級って大変そう」と思われていませんか?

部活や学校で忙しい中、そこまでして取る意味あるの?

とも思いますよね。

実は私自身も、娘が2級を目指し始めた頃は同じ気持ちでした。

でも今は、中学生のうちに挑戦して本当に良かったと心から思っています。

その理由を2つの視点からお伝えしますね。

高校入試や大学進学においてのメリット

英検2級は、多くの自治体で高校入試の加点や内申評価の対象になります。さらに、大学進学まで視野に入れると、そのメリットはもっと大きくなります。

英検2級が高校入試で評価されるポイント

  • 公立高校の場合
    • 英語の内申にプラス評価されることがある
    • 出願書類に記載でき、入試の後押しになるケースも多い
  • 私立高校
    • 推薦条件として「英検2級以上」を求める学校がある
    • 出願時のアピール材料として強い

そしてここからが更に重要です!

中学生のうちに2級を取ると、その後の英語学習が有利になります。

高校の英語授業にも余裕をもって取り組めるため、高校1〜2年で「準1級」を目指す土台ができます。

大学受験に向けてのメリット

英検準1級を持っていると、大学受験では本当に大きなアドバンテージになります。

たとえば…

  • 英語の試験が満点扱いになる
  • 英語が免除され、他科目で勝負できる
  • 総合型選抜(AO)で評価が上がりやすい
  • 出願条件に「英検準1級以上」を求める大学もある

大学受験での優遇制度を知ると、思った以上にメリットが大きくて驚きますよね。

このように、大学進学まで見据えたときには、中学生で2級 → 高校で準1級 → 大学受験で大きな優位性を確保という流れがつくれます。

長期的に見ても、英検2級取得は大きな価値があります。

英語学習のモチベーションアップ

英検2級に合格することは、将来的なメリットだけでなく、子どもの自己肯定感があがり、英語学習へのモチベーションが大きく伸びるという大きな効果があります。

私も、2級に合格したことが大きな自信になりました!

娘は人見知りで自分から積極的にコミュニケーションをとるタイプではなかったのですが、オンライン英会話で自分から質問したり、講師と会話を広げたりと前向きな姿勢が増えました。

今は高校2年までに準1級を取得するため、単語学習を始めています!

英検2級は高校卒業レベルの英語力と言われています。その力を中学生のうちに身に着けたという事実は、子どもにとって大きな自信になりますし、学習の前向きな流れが続くきっかけにもなると感じています。

まとめ

中学生が英検2級に挑戦することは決して簡単ではありませんが、ポイントを押さえて進めれば、十分に合格を目指せます。

娘が取り組んだ勉強法は大きく次の5つです。

  • 単語帳で語彙力の強化
  • 総合問題集での基礎固め
  • ライティングの徹底練習
  • 予想問題集で本番対策
  • オンライン英会話でアウトプット練習

娘の場合、文法の不足を補うために早くから単語練習に取り組み、苦手と感じたライティングに力を入れたことが合格のカギとなったと思います。

まずは、お子さんの今の実力と2級の特徴をつかむところから始めてみてくださいね。

中学生のうちに英検2級を取得することは、高校入試での評価につながるだけでなく、高校生で準1級を目指せる土台づくりにもなります。

そして、それが自己肯定感を高め、英語学習の前向きな流れをつくり、大学受験までの大きなメリットにもつながっていきます。

この記事が、お子さんの英検学習に取り組むきっかけになればとても嬉しいです。
小さな一歩から、ぜひ始めてみてくださいね。

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